奥田木白 銹絵草花図茶碗 吉宗耕英画

商品説明 吉宗耕英によって画が描かれた、奥田木白の銹絵草花図茶碗です。

寂びた趣のある銹絵が施されています。描かれている部分が正面のみという構成であり、見込や側面は無地で落ち着いた印象に仕上がっています。銹絵の上部などに少し白釉がかけられており、風合・形状・手取りを総合して鑑みてみると、渋い雰囲気もありつつ、上品な仕上がりに造られている印象のお品です。

また、見どころの高台は土見せをスッキリとした色味と形状にしてあり、ここでも品の良さを感じます。切高台仕様で高台の土も切り立っている為、使い勝手も大変よい茶碗です。


◆奥田木白(1800-1871)
江戸末期から明治初期の陶工。赤膚焼の中興の祖として知られる。

◆吉宗耕英
日本画家。大阪生。名はゑい子。上田耕沖、跡見花蹊に学び、幕末に活躍する。

・識箱が付属します。
・口径11cm、高さ7.5cm（最大幅。若干の誤差はご了承下さい）
・少々使用感があります。